オフィスでの作業中、周囲に気付かれずにインターネットを利用したい瞬間があります。これは、仕事とは無関係のウェブサイトを閲覧する時、仕事に関連はあるが遊んでいるように見えるコンテンツを見る時、または単にプライバシーを保ちたい時など多岐にわたります。そんな時、Google Chromeの拡張機能を活用することで、スマートかつ効率的にこれらの課題に対処できます。
Chrome拡張機能を使う
Decreased Productivity
「Decreased Productivity」は、仕事中のネットサーフィンをさりげなく行うためのChrome拡張機能です。
この機能を利用すると、Webページの内容を一見して判別しにくくすることができます。
インストール方法
- Chrome ウェブストアへアクセス。
- 「Chromeに追加」というボタンをクリック。
- 「拡張機能を追加」を選択してインストール完了。
使い方と機能
- インストール後、ブラウザ右上にコーヒーカップのアイコンが表示。
- アイコンをクリックして拡張機能のON-OFF切り替え。
- ON状態でカラーアイコン、OFFでモノクロ。
- 既に開いたページを拡張機能で表示するためには、F5キーかCtrl + Rで再読込み。
有効にすると、Webサイトはテキストのみの表示になり、画像は薄く表示されたり消えたりします。
背景色が消え、リンク以外は白黒になるため、ページの内容が分かりにくくなります。
消えた画像はマウスカーソルを置くことで一時的に表示できます。
機能:
- 活性化すると、Webサイトはテキストのみの表示になり、画像は薄く表示されるか、非表示になります。
- 背景色やデザイン要素がなくなり、ほぼ白黒の状態に。
- 非表示の画像はマウスカーソルを置くことで一時的に表示可能。
- 初期設定ではフォントが変更されるため、設定メニューの「Cloak」タブから「Font」を「-Unchanged-」に設定して元のフォントを維持することもできます。
- カスタマイズ可能: ユーザーはページのフォント、背景色、リンク色、表の境界線の色をカスタマイズできます。また、ページアイコン(ファビコン)の非表示や、ページタイトルの置き換えも可能。
- 対応言語: 多言語に対応しており、アラビア語、ドイツ語、英語(米国)、英語(英国)、スペイン語、タガログ語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、ベトナム語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)など多数の言語に対応。
- その他の機能: タブ固有のサポート、ドメインのホワイトリスト/ブラックリスト機能、画像の不透明度調整なども可能です。
Text Mode
Text ModeもDecreased Productivityと同様に、Chrome ウェブストアからインストール可能。
この拡張機能はDecreased Productivityに似ていますが、ページ全体をモノクロに変更します。画像はグレーで塗りつぶされた枠として表示され、ページのレイアウトやデザインはそのまま保たれます。設定を変更することで、画像を消去し、色をモノクロにするなどの調整が可能です。
TインストールはChrome Web Storeで「Text Mode」を検索し、追加ボタンをクリックするだけです。
機能の違い:
- Text Modeではページ全体がモノクロ表示され、色つきの部分はグレーに。
- ページのレイアウトやデザインは維持され、内容の理解が容易。
- 設定変更により、画像を消し色をモノクロにしない設定も可能。
結論
「Decreased Productivity」と「Text Mode」はそれぞれ似た機能ですが違う特徴を持つブラウザ拡張機能です。
自分のニーズや使用状況に応じて選択しましょう。
- 『Decreased Productivity』は隠蔽性に優れる
- 『Text Mode』はコンテンツの可読性を保ちつつデザインをシンプルにする
コメント