室内で観葉植物を育てていると、必ずぶつかるのが「日当たり問題」ですよね。窓辺に置いているつもりでも、思ったほど光が足りておらず、
「葉っぱが間延びしてひょろひょろになる…」
「日当たりが悪い場所にも植物を置きたいのに、うまく育たない…」
そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
そこで頼りになるのが「植物育成ライト」。
うまく使えば、日当たりの悪さを簡単にカバーできて、日陰の部屋でも植物を元気に育てることができます。
とはいえ、育成ライトを使ったことがない方からすると、
- どのライトを選べばいいの?
- 電気代ってどれくらいかかるの?
- 植物からどのくらいの距離で、何時間くらい照らせばいいの?
など、分からないことだらけだと思います。
この記事では、そういった悩みを解消できるように、
- 植物育成ライトの基礎知識
- 選び方のポイント
- 実際に使っているおすすめライト5つ
- 一緒に揃えたいソケット・スタンド3つ
- 上手な使い方のコツ
まで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
「まずは気軽に試したい」という方向けに、コスパの良いライトを中心に紹介しているので、ぜひ最後まで読んで、あなたの植物たちにぴったりのライトを選んであげてくださいね。
室内で観葉植物を育てるときに日当たりが足りない理由
まずは、なぜ育成ライトが必要になるのかを、軽く整理しておきます。
- 室内に入ってくる光は、屋外の直射日光と比べると何分の一〜何十分の一まで弱くなります
(ガラスやカーテン、建物の影などで大きく減ってしまうため) - 日当たりが悪い部屋や北向きの部屋だと、そもそも入ってくる光の量がかなり少ない
- 季節によって太陽の高さや日の長さも変わるので、冬場はさらに光量が不足しがち
その結果、
- 葉と葉の間が間延びしてひょろっと伸びる
- 葉色が薄くなる、艶がなくなる
- 新芽が出にくくなる
- 悪化すると枯れてしまう
といった「日照不足サイン」が出やすくなります。
逆に言えば、この“足りない光”を人工的に補ってあげれば、窓から離れた棚の上や、薄暗い部屋でも植物を楽しめるようになります。
そのための道具が「植物育成ライト」です。
植物育成ライトを選ぶ前に知っておきたい基礎知識
ここからは、ライト選びで必ずチェックしておきたいポイントを整理していきます。
- 光量(ルクス・PPFD)
- 電気代
- 光の色(見た目と波長)
- 定格寿命
- 口金サイズ(E26)とソケット・スタンド
このあたりを押さえておけば、スペック表を見たときに「どれが自分に合っているか」がぐっと分かりやすくなります。
光量:ルクスとPPFDの違いをざっくり理解しよう
育成ライト選びでいちばん大事なのが「光量」です。
カタログや商品ページを見ると、主に2つの数値が出てきます。
- ルクス(lx)…人間が感じる「明るさ」
- PPFD(μmol/m²/s)…植物の光合成に使われる光の量
ルクスとは?
ルクスは照度(明るさ)の単位で、人間の目の感じ方を基準にしています。
観葉植物の場合、おおよその目安としては、
- 日陰に強いと言われる植物 … 1,000〜2,000ルクス程度
- ある程度しっかり日光を好む植物 … 3,000〜5,000ルクス以上あると安心
と言われることが多いです。
ただし、ここで注意したいのが「距離」です。
光は、光源から離れれば離れるほど弱くなります。
例えば、本文中でも出てきたハルデザインの「GLA」の例だと、
- ライト〜植物の距離30cm:約74,000ルクス
- 距離50cm:約25,600ルクス
と、距離が伸びるだけでここまで数値が下がります。
観葉植物ならここまで強い光は不要ですが、
- 多肉植物・サボテンなど、強い光を好む植物
- ライトと植物の距離をかなり離して設置したい場合
には、光量不足になりやすいので「距離」とセットで考えることが大切です。
PPFDとは?
一方PPFDは、植物の光合成に使われる光の量だけを取り出した指標です。
光にはさまざまな波長がありますが、そのうち、
- おおよそ400〜700nm(ナノメートル)の光
- 特に赤と青の光
が、光合成に役立つとされています。
ざっくり言うと、
- ルクス … 人間から見た明るさ
- PPFD … 植物の光合成に効く光の「栄養量」
というイメージです。
目安としては、
- 一般的な観葉植物:PPFD 100〜500程度
- 多肉植物・サボテン:PPFD 500以上あると安心
と言われることが多いです。
こちらも距離が離れるほど数値は小さくなるので、「どの距離でどのくらいのPPFDが出るか」をチェックしておくと失敗しにくくなります。
電気代:毎日10時間つけたらいくらぐらい?
次に気になるのが電気代ですよね。
最近は電気料金も上がり気味なので、ランニングコストはしっかり把握しておきたいところです。
計算方法はとてもシンプルで、
消費電力(W) × 1日の使用時間(h) × 日数 ÷ 1,000 × 電気料金(円/kWh)
でざっくりの金額が出せます。
例えば、
- 消費電力:20Wの育成ライト
- 1日:10時間使用
- 1か月:30日使用
- 電気料金:31円/kWhと仮定
として計算すると、
- 20 × 10 × 30 ÷ 1,000 × 31 = 約186円/月
になります。
1日10時間というのは、
- 育成ライトをメインの光として使う場合
- 多くのメーカーや育成者が「10〜12時間前後」を目安にしているため
と考えておくとよいでしょう。
もちろん、電力会社や契約プランによって1kWhあたりの単価は変わるので、正確に知りたい場合はご自身の電気料金明細をチェックしてみてください。
光の色:紫?白色?暖色?好みと部屋の雰囲気で選んでOK
植物育成ライトというと、いかにも「育成ライト感」のある紫っぽい光をイメージされる方も多いと思います。
紫色のライトでも、育成自体には問題ありません。
ただ、部屋の雰囲気が
- クラブの照明みたいに見える
- ラブホテルっぽい怪しい雰囲気になる
と感じてしまう方も少なくありません。
「生活空間としての居心地」も考えるなら、
電球色〜白色の育成ライトを選ぶのがおすすめです。
電球色・白色にもだいたい2タイプあります。
- 白っぽい光 … 青い波長がやや多い傾向
- 暖かみのある光 … 赤い波長がやや多い傾向
とはいえ、あくまで“傾向”の話なので、基本的には
- 部屋のインテリア
- 他の照明とのバランス
- 自分の好み
で選んで問題ありません。
見た目が気に入っていると、毎日ライトをつけるのも楽しくなりますよ。
定格寿命:長く使えるライトかどうか
「定格寿命」は、ライトがどのくらいの時間使える設計になっているかを表す目安です。
例えば、定格寿命が40,000時間のライトの場合、
- 1日10時間使用 → 約4,000日=約11年
- 1日8時間使用 → 約5,000日=約13年強
というイメージになります(あくまで理論値です)。
もちろん実際には、
- 点灯・消灯の回数
- 使用環境(熱のこもりやすさ、湿度など)
によって変わりますが、基本的には「寿命は長いに越したことはない」ポイントです。
口金サイズ(E26)とソケット・スタンドの注意点
スポットライト型の育成ライトを使う場合、ライト本体だけでは照射できません。
次の2つが必要になります。
- 電源の確保(コンセント)
- ライトを固定するためのソケットやスタンド
日本国内向けの育成ライトは E26口金 が使われていることが多く、今回紹介するスポットライトもすべてE26対応です。
購入時のチェックポイントは、
- 手持ちのソケットやスタンドがある場合:E26に対応しているか
- 新しくソケットを買う場合:ライト側の口金(E26など)と合っているか
この2点です。
また、育成ライトが壊れやすくなる原因としてよくあるのが、
ソケットにねじ込むときに「締めすぎてしまう」こと
です。
「絶対落ちてほしくない!」という気持ちから、ギュッと強く締めてしまいがちですが、それが故障の原因になることもあります。
軽く“止まったところ”から、ほんの少し締めるぐらいを目安にしてみてください。
室内観葉植物におすすめの植物育成ライト5選
ここからは、実際に使っている&初心者の方にもおすすめしやすいライトを5つ紹介します。
- コスパがよく、試しやすい価格帯のもの
- それなりにしっかりした光量があるもの
- 保証や寿命も含めて安心して使えるもの
という基準で選んでいます。
ハルデザイン「GLA」|初めての育成ライトにちょうどいい1台
最初に紹介するのは、ハルデザインのスポットライト型育成ライト「GLA」です。
本体も箱もおしゃれで、届いたときにテンションが上がるタイプのライトです。
主なスペック(目安)
- 照度:40cmの距離で約43,500ルクス
- PPFD:40cmで約750程度
- 消費電力:22W
- 光の色:白色系・暖色系の2色
- 本体カラー:ブラック
- 重さ:約350g
- 定格寿命:40,000時間(目安)
- 口金:E26
- 価格帯:およそ3,000円台
- 保証:購入から1年間(メーカー条件による)
定格寿命40,000時間ということは、1日10時間使ったとしても、理論上は約10年使える計算になります。
それでいて価格は3,000円台と、かなりコスパの良いライトと言えます。
こんな人におすすめ
- まずは育成ライトを試してみたい
- 観葉植物メインで、そこまで強烈な光は必要ない
- デザインも妥協したくない
一方で、
- スポットライト型なので、E26のソケットやスタンドが別途必要
- 本体カラーが黒のみで、白がない
という点は好みが分かれるかもしれません。
とはいえ、観葉植物メインなら光量は十分ですし、
「最初の1台」として非常にバランスのよい育成ライトだと思います。
blim「SOL 24W 植物育成ライト」|白い本体が欲しい人にも
2つ目は、blim(ブリム)の「SOL 24W 植物育成ライト」です。
スペック的にはGLAとかなり近く、兄弟分のような立ち位置のライトです。
主なスペック(目安)
- 照度:40cmの距離で約43,500ルクス前後
- PPFD:同距離でおおよそ700前後
- 最大照度:条件によっては10万ルクス超とされることも
- 消費電力:24W
- 光の色:白色系・暖色系
- 本体カラー:ブラック/ホワイト(白モデルは「LUNA」)
- 定格寿命:30,000時間
- 重さ:約450g
- 口金:E26
- 価格帯:およそ3,000円前後(GLAよりやや安め)
- 保証:購入から1年間(メーカー条件による)
GLAとの大きな違いは、
- 本体カラーに「白」があること
- 定格寿命がやや短め(30,000時間)
- その分少し安く買えること
です。
こんな人におすすめ
- 白いボディでインテリアになじませたい
- コスパ重視で少しでも安く抑えたい
- 光量はGLAクラスで十分
棚や壁が白系のインテリアの場合、ブラックのライトだと主張が強すぎることもあります。
そういうときは、このSOLのようなホワイトモデルのあるライトを選ぶと、空間に自然になじませやすいですよ。
ハルデザイン「HASU 38 spec9」|ワンランク上の強力スポットライト
3つ目は、同じくハルデザインの「HASU 38 spec9」です。
今回紹介する中では、もっとも光量が強いクラスのスポットライトです。
主なスペック(目安)
- 照度:40cmの距離で約76,000ルクス
- PPFD:40cmで約1,200前後
- 消費電力:22W
- 光の色:白色系・暖色系
- 本体カラー:ブラック
- 重さ:約380g
- 定格寿命:公式記載は見つからないものの、約40,000時間クラスとされることが多い
- 口金:E26
- 価格帯:およそ5,000円台前後
特徴は何と言っても光量の強さです。
GLAやSOLと比べても、同じ距離で一段階上の照度・PPFDが出せるので、
- 日光を好む植物をしっかり育てたい
- ある程度距離を取っても光量を確保したい
といったニーズに応えてくれます。
さらに、
- 反射板(リフレクター)
- レンズ
が取り外しできる構造になっていて、
- 付ける:照射範囲が狭くなり、その分スポット的に強い光を当てられる
- 外す:照射範囲が広くなり、その分照度は少し落ちる
と、状況に応じて使い分けができます。
注意点として、前半で紹介した照度やPPFDの値は「反射板あり・レンズあり」の状態での数値なので、取り外す場合はその分光量が下がることを想定しておきましょう。
こんな人におすすめ
- GLAやSOLクラスでは少し物足りないと感じている
- とはいえ1万円クラスの超高級ライトはちょっと…という方
- 強い光を当てたいけれど、照射範囲もある程度調整したい
価格は少し上がりますが、スペック的にはかなり優秀で、
「コスパの良いハイパワーライト」を探している方にはとてもおすすめです。
blim「COSMO」|HASU 38のライバル的存在
4つ目は、blimの「COSMO」です。
イメージとしては、HASU 38とかなり近い立ち位置のハイパワーライトです。
主なスペック(目安)
- 照度:40cmの距離で約65,400ルクス
- PPFD:40cmで約1,064前後
- 消費電力:22W
- 光の色:白色系・暖色系
- 本体カラー:ブラック/ホワイト
- 定格寿命:30,000時間
- 重さ:約297g
- 口金:E26
- 価格帯:およそ5,000円弱(5,000円前後を少し切るイメージ)
- 保証:購入から1年間(メーカー条件による)
COSMOの特徴も、
- 強い光量を出せること
- 反射板とレンズの着脱ができること
です。
HASUと同じように、
- 反射板・レンズあり → 強いスポット光
- 反射板・レンズなし → 広範囲だけど少し弱めの光
という使い分けができます。
HASUとの違いとしては、
- 本体カラーに「白」がある
- 価格がわずかに安いことが多い
- 寿命はHASUよりやや短め(30,000時間)
といったあたりがポイントです。
こんな人におすすめ
- ハイパワーライトが欲しいけれど、白色ボディがいい
- HASU 38とCOSMOで迷っていて、少しでも安い方がいい
- 強い光量が必要だが、設置場所のインテリア性も重視したい
HASUとCOSMOは性能的にかなり近いので、
- デザイン(色)
- 価格
- 好みのメーカー
あたりで選ぶとよいと思います。
blim「パネルA」|棚全体を明るくしたい人向けのパネルタイプ
5つ目は、これまでのスポットライトとは異なる「パネルタイプ」のライト、blimの「パネルA」です。
主なスペック(目安)
- タイプ:パネル式育成ライト
- バリエーション:45Wモデル/65Wモデル
- PPFD(45Wモデルの例)
- 距離10cm:中央付近で約960前後
- 距離20cm:中央付近で約530前後
- PPFD(65Wモデルの例)
- 距離10cm:中央付近で約1,380前後
- 距離20cm:中央付近で約760前後
- 本体サイズ:約30cm × 30cm、厚さ約4cm
- 消費電力:45Wまたは60〜65Wクラス
- 光の色:白色〜やや暖色寄り
- 定格寿命:30,000時間
- 価格帯
- 45Wモデル:4,000円前後
- 65Wモデル:5,000円前後
パネルタイプの大きなメリットは、
- 照射範囲が広い
- 棚に並べた複数の植物に、ムラなく光を当てやすい
という点です。
スポットライト1〜2個だけだと、
- 棚の奥が暗くなりやすい
- 一部の鉢だけ強く当たって、他が暗い
といった状態になりがちですが、パネルタイプなら上から面で照らせるので、棚全体を「なんとなく日当たりの良いスペース」に変えることができます。
取り付け方法と注意点
取り付けは、付属のワイヤーでぶら下げる方法のほか、
- 板にネジを打ち付けて
- そこに結束バンドでパネルを固定する
といった方法もあります(後者はあくまで“工夫例”であり、公式の推奨方法ではない点は注意が必要です)。
使ってみて感じる注意点としては、
- 本体サイズ(30×30cm)なので、棚板のサイズによっては「少しはみ出す」ことがある
→ 事前に棚の奥行きを測っておくのが安心 - 棚板とパネルの距離が近いと、どうしても上の棚板が温まる
→ 木製なら「ほんのりあったかい」程度が多いが、材質・厚みによっては熱がこもりすぎないよう注意
といったあたりです。
パネルAがおすすめなシーン
- 植物をたくさん育てていて、スポットライト1〜2個では光が足りない
- 棚やラックに植物を並べて置きたい
- ソケットを用意するのが面倒で、「これ1枚で完結するライト」がほしい
観葉植物レベルであれば、45Wモデルでも十分なことが多いです。
ただし、アグラオネマなど、やや光を欲しがる植物を距離20cm以上離して育てたい場合は、
- できるだけライトに近づけて設置する
- もしくは65Wモデルを選ぶ
- それでも足りなければ、よりハイパワーのライトを検討する
といった工夫が必要になります。
また、スポットライトと比べると消費電力は大きめなので、
- 広い範囲をまとめて照らせるメリット
- 電気代がやや増えるデメリット
をセットで考えながら選ぶのがよいと思います。
育成ライトと一緒に揃えたいソケット・スタンド3選
スポットライト型の育成ライトを使うなら、忘れてはいけないのがソケットやスタンドなどの「接続機器」です。
ここでは実際に使っている3つを紹介します。
バレル「クリップスタンド」|棚に挟んで手軽に固定
1つ目は、棚板などに挟んで使える、バレルの「クリップスタンド」です。
主なポイント
- クリップで棚板などをしっかり挟んで固定
- ライトの重さで先端が垂れにくい
- 角度調節も比較的しやすく、狙った場所に光を当てやすい
GLAクラスのライトであれば、重さ的にも十分支えられる印象です。
注意点としては、挟める棚板の厚みに限界があること。
- 約2cm前後までならしっかり挟める
- 2.5cmだと微妙なライン
- 3cmを超えると挟めない可能性が高い
ので、購入前に棚板の厚みを測っておくと安心です。
「せっかく買ったのに、棚に挟めない…」という事態は避けたいですよね。
ハルデザイン「ライトリフトスタンド 1640」|自立式でインテリア性も◎
2つ目は、ハルデザインの「ライトリフトスタンド 1640」です。
自立式のスタンドなので、棚がない場所でも、床や台の上に置いてライトを設置できます。
特徴
- 自立式で、置き場所を選びやすい
- 高さ調節ができる(ジョイントを緩めて、中の紐を出し入れする方式)
- 黒のアイアンテイストで、インテリア性が高い
高さ調節は工具不要でできますが、
「ワンタッチでカチカチ変えられる」という感じではないので、頻繁に高さを変えたい方にはやや手間に感じるかもしれません。
実際に使ってみて少し気になった点としては、
- 軽く触ると、やや揺れやすい
- ボルトを締めて多少は改善できるものの、人の通りが多い場所や、小さな子ども・ペットのいる場所は避けた方が安全
という点があります。
また、ライトの重さにも制限があり、
- 500g以上のライトは使用しない方がよい
とされています。
今回紹介したライトはどれも500g未満なので問題ありませんが、他の重いライトを付けたい場合は注意が必要です。
「多少の揺れはあるけれど、その分おしゃれで、置き場所の自由度が高いスタンド」というイメージで選ぶと、満足度が高いと思います。
HaruDesign「ダクトレール用ソケット」|天井近くからスマートに照らす
3つ目は、共同照明の「ダクトレール用ソケット」です。
ダクトレール(ライティングレール)専用の器具で、天井近くから育成ライトを吊るすことができます。
特徴
- レバーを引きながらレールにはめ、90度回して固定する簡単構造
- 角度調節や向きの変更がしやすい
- 天井近くから、複数のライトを並べて使うことも可能
コンセントの数が少ない部屋では、
- 天井の照明用電源をダクトレールにしてしまい
- そこに育成ライトを複数設置する
といった使い方が非常に便利です。
特に、
- ビカクシダなど、壁掛けやハンギングで楽しむ植物
- 高い位置から全体を照らしたい植物棚
との相性が抜群です。
注意点としては、
- E26用だけでなくE11用のソケットも売られている
- 本体カラーもブラック/ホワイトがある
といった点があるので、購入時には
- 口金サイズ(E26かE11か)
- 色(部屋に合わせたいカラー)
をしっかり確認してください。
育成ライトを上手に使うためのポイント
最後に、育成ライトを実際に使ううえで意識しておきたいポイントをまとめておきます。
距離と光量のバランスを意識する
- ライトと植物の距離が近いほど光は強くなる
- 遠ざけると一気に光量が落ちる
という性質があります。
目安としては、
- 観葉植物:ライトから20〜40cm程度
- 多肉植物・サボテン:もう少し近め(10〜30cm程度)でしっかり光を当てる
あたりからスタートして、
- 新芽の出方
- 葉の色・張り
- 葉焼けしていないか
を観察しながら微調整していくのがおすすめです。
照射時間は10〜12時間を目安に
育成ライトをメイン光源として使う場合、
- 1日10〜12時間前後
つけっぱなしにする使い方が一般的です。
ただし、
- 光量がかなり強いライトを近距離で当てる場合
- 日中、窓からの自然光もある程度入る場合
には、少し短め(8〜10時間)から始めて、様子を見て調整していくと安心です。
タイマーコンセントを使うと、ON/OFFを自動化できるので、
「つけ忘れ」「消し忘れ」がなくなり、植物にも人にもやさしいのでおすすめです。
熱と安全性に気をつける
LED育成ライトは、従来の電球よりは発熱が少ないとはいえ、
- 長時間つけっぱなしにすると、どうしても本体は温かくなる
- 棚板の裏など、近くにあるものもほんのり温まる
ことがあります。
- 可燃性のものを近づけすぎない
- 布や紙がライトに触れるような設置は避ける
- 子どもやペットが触りにくい場所に設置する
といった基本的な安全対策も忘れずに行いましょう。
生活空間としての「居心地」も大事に
最後に意外と大事なのが、「人間側の快適さ」です。
- 紫のライトがまぶしくて落ち着かない
- 光が強すぎて、ソファからテレビが見づらい
- 夜遅くまでライトをつけていると、なんとなく疲れる
と感じてしまうと、どうしてもライトをつけるのが億劫になります。
- 電球色や白色のライトを選ぶ
- 視界に直接光源が入らないように角度を調整する
- 植物の置き場所と、人がくつろぐ場所のバランスを考える
といった工夫で、「植物も人も心地よい」環境づくりを目指してみてください。
まとめ:育成ライトで、日当たりに縛られない植物生活を
この記事では、
- 育成ライトの基礎知識(ルクス・PPFD・電気代・色・寿命・口金)
- 室内観葉植物におすすめの育成ライト5つ
- 一緒に揃えたいソケット・スタンド3つ
- 実際に使うときのポイント
をまとめて紹介しました。
室内で観葉植物を育てていると、「この場所に置きたいけど、日当たりが悪い…」というジレンマが必ず出てきます。
そんなとき、育成ライトが1つあるだけで、
- 窓から離れた棚
- 廊下のニッチ
- 日当たりの悪い部屋
など、これまで植物を諦めていた場所にも、グリーンを迎え入れられるようになります。
今回紹介したライトはどれも、
- 実際に使ってみて扱いやすい
- コスパがよく、初心者でも導入しやすい
と感じたものばかりです。
気になるライトがあれば、ぜひチェックして、あなたの植物環境に合う1台を選んでみてください。
育成ライトとうまく付き合いながら、「日当たりに縛られない植物のある暮らし」を楽しんでいきましょう。

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