甥っ子が誕生した瞬間から、「この愛らしさを一生残したい」という思いが強くなりました。
スマホでも撮れるけれど、一眼カメラが描き出す奥行きや質感にはかなわない。
加えて、フォトストックで少しずつ収益が出てきたことも背中を押し、「今こそ本気で写真を始めよう」と決意。
選んだのは Nikon Z5II 24-50 レンズキット。室内での人物撮影から物撮り、フォトストック用まで幅広く活躍できるフルサイズミラーレスです。
この記事では、購入のきっかけから使い心地、メリット・デメリット、そして活用のコツまで、実体験をもとに詳しくレビューします。
購入前の検討内容
購入したカメラの基本情報

モデルと仕様
今回購入したのは Nikon Z5II 24-50mm f/4-6.3 レンズキット。
- センサー:フルサイズCMOS(35.9×23.9mm)
- 有効画素数:約2,430万画素
- ISO感度:100~51,200(拡張で50~102,400)
- 手ブレ補正:5軸ボディ内補正
- カードスロット:SDカード×2(UHS-II対応)
- 重量:本体約675g(バッテリー・カード込み)
スペック詳細
Nikon Z5II 主な仕様(概要まとめ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | レンズ交換式デジタルカメラ |
| レンズマウント | ニコン Z マウント |
| 有効画素数 | 約2450万画素 |
| 撮像素子 | 35.9×23.9mm フルサイズCMOS(FXフォーマット)、総画素数2528万画素 |
| ダスト低減機能 | イメージセンサークリーニング、イメージダストオフデータ取得(NX Studio要) |
| 対応レンズ | ZマウントNIKKOR、FマウントNIKKOR(マウントアダプター使用、一部制限あり) |
| 手ブレ補正 | ボディ内5軸補正、レンズ内補正対応(VRレンズ時) |
| 記録画素数(FX) | 最大 6048×4032px(Lサイズ) |
| 記録形式 | NEF(RAW/14bit)、JPEG、HEIF、RAW+JPEG、RAW+HEIF |
| ピクチャーコントロール | 標準・ポートレート・風景などプリセット + Creative Picture Control |
| 記録媒体 | SD/SDHC/SDXC(UHS-II対応)、デュアルスロット |
| ファインダー | Quad-VGA OLED 0.5型(約369万ドット)、倍率約0.8倍、視野率約100% |
| シャッター速度 | 1/8000〜30秒(Mモードで最長900秒)、Bulb、Time |
| 連写速度 | 最大約15コマ/秒(ハイスピードフレームキャプチャー+時) |
| 測光方式 | 撮像素子によるTTL測光(マルチ、中央重点、スポット、ハイライト重点) |
| ISO感度(静止画) | ISO 100〜64000(拡張:50〜204800相当) |
| AF方式 | ハイブリッドAF(位相差+コントラスト)、AFポイント最大273点 |
| 動画記録 | 4K UHD(60/50/30/25/24p)、FHD(最大120p)、N-RAW/H.265/H.264対応 |
| 動画機能 | N-Log、HLG、電子手ブレ補正、タイムラプス、ハイレゾズーム |
| モニター | 3.2型バリアングルTFT液晶(約210万ドット、タッチ対応) |
| インターフェース | USB Type-C、HDMI Type D、マイク入力、ヘッドホン出力 |
| 無線通信 | Wi-Fi(2.4/5GHz)、Bluetooth 5.0 |
| 電源 | EN-EL15c(EN-EL15b/15aも使用可) |
| 撮影可能コマ数 | 約380コマ(ファインダー使用・省電力ON時/CIPA基準) |
| 動画撮影時間 | 約85分(ファインダー使用時/CIPA基準) |
| サイズ | 約134×100.5×72mm |
| 質量 | 約700g(バッテリー・カード含む)、約620g(本体のみ) |
| 耐候性 | 防塵・防滴仕様 |
| 同梱品 | バッテリー EN-EL15c、ストラップ、USBケーブル(Type-C)、アクセサリーシューカバー、接眼目当て、ボディーキャップ |

発売日は2025年4月25日。堅牢な防塵・防滴ボディとシンプルな操作性が特徴とのことです!
えり正直これがミラーレスの1台目なので違いが判りません
購入価格と特典
- 価格:299,200円(税込)
- ポイント還元:10%(約30,000円相当)
- 特典:サンディスク 128GB SDカード(約2,000円相当)
実質負担額は約27万円ほど。初期投資としてはやや高めですが、フルサイズ機としてはコスパ良好です。
Z5II発売記念!SDカードセットキャンペーン(数量限定)


2025/07/25時点では、ヨドバシカメラに在庫がありSDカードがついてきました
追加でさらに買ったSDカードはこちら
ヨドバシカメラで購入した理由
購入先は ヨドバシカメラにしました。
実店舗を選んだ理由は以下の通り。
- 実機を触って操作性を体感できる
- スタッフから使用感や設定のアドバイスを直接もらえる
- ネット通販と実質価格がほぼ同じ



スペックやレビュー動画だけじゃなく、実機を触るのも大切!
Z5IIを選んだ理由
上から順に条件で絞っていったという感じで説明していくと
ミラーレスであること
コンパクトデジカメ(コンデジ)、一眼レフ、ミレーレスの種類というところで大きな選択になりました。



主観ですので、若干違うかと思います
コンデジ:小さくて軽いがスマホとの差別化がない?
一眼レフ:でかくて重たい。持ち歩く頻度が減りそう。
ということで、選択肢としてはミラーレスにしようとしました。
価格帯
最初の予算は10万円ぐらいで考えてました。
が、エントリーモデルの購入をしても後々ほしくなる。物足りなくなるのかなと買って後悔しないために予算をやや増額で検討しました。
予算が低いと選ぶというよりも、2機種ぐらいからの選択になるみたいな状況になってしまうので、勧める側としても予算だけでほぼ機種確定といった状況になるかと思います。



発売日も結構重要で2022年ごろを境に性能が違っていたりするので
新品でも最近発売のもののほうがオススメになってます
z50ⅱも検討したが、後々を考えると価格も高価だが、フルサイズで手振れ補正機能
1台を最初から購入した方がコスパもいい
実際の使用感
デザインと操作性
持った瞬間の安定感が抜群。
グリップは手にしっかりフィットし、長時間構えてもズレにくい形状です。
ボタン配置は直感的で、メニューの構造もわかりやすく、他メーカー機からの乗り換えでもスムーズに操作できました。



特に物理ボタンの押し心地や配置はSONY機より好みです。
撮影性能
暗所性能は優秀で、1/40秒程度でもブレを抑えて撮影可能。
瞳AFの精度も高く、人物撮影での失敗が大幅に減りました。連写性能は必要十分で、動きのある被写体も捉えられます。



フルサイズのセンサーのおかげだと思ってます!


画質と色再現
自然で落ち着いた色味が魅力。暗い室内でもノイズが少なく、肉眼以上に明るく感じます。
RAW対応で編集の自由度が高く、色や明るさを後から追い込めるのも大きな利点です。
バッテリーの持ち
日常使用ではほぼ不満なし。1日外出程度なら残量を気にせず撮影できます。
ただし、旅行や祭りなどで「常に撮影し続ける」場合は消耗が早く、予備が必要かなと思います。
充電方法
Z5IIはUSB Type-C経由で本体充電する方式。専用充電器が付属しないため、充電中は撮影できません。
私は純正の外付け充電器を追加購入し、バッテリーを外して充電できるようにしました。予備バッテリー運用には必須のアイテムです。
メリット・デメリット
メリット
- フルサイズならではの高画質
- RAW対応で編集幅が広い
- デュアルSDスロットでバックアップ安心
- 防塵防滴仕様で屋外にも強い
- スマホ転送が簡単(Wi-Fi接続)



APS-Cのカメラを使ったことがないので違いはわからないです
デメリット
- 本体重量があり、長時間手持ちは疲れる
- 純正アクセサリーやレンズが高価
- 外付け充電器が別売り
実際に撮影したシーン
暗所でも細部までくっきりと描写できました。
夕暮れ時の屋外撮影でも色再現性が高く、RAW現像で空のグラデーションを自然に引き出せます。
動画は4K対応で、日常記録から映像制作まで幅広く活用できます。
おすすめの活用シーン
- 初めてのフルサイズ機を探している人
- 家族や子どもの成長記録を高画質で残したい人
- 室内撮影や物撮りを自然光で美しく仕上げたい人
まとめ・総評
Nikon Z5II は、静止画メインで高品質な写真を求める人にとって非常に魅力的な1台。軽量とは言えないものの、画質・操作性・耐久性のバランスが良く、長く愛用できます。
これから本格的に写真を始めたい方にも、自信を持っておすすめできます。





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