プログラミングを学ぶ方や、技術系のブログ・メディアで情報を発信する方にとって「コードブロック」は欠かせない存在です。しかし、「そもそもコードブロックって何?」「どんな場面で使うの?」「WordPressやNotion、Markdownなど色々なサービスでの使い方が知りたい!」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。この記事では、コードブロックの基礎から実践的な活用方法、注意点まで、初心者にも分かりやすく丁寧に解説します。
コードブロックとは?
コードブロックとは、プログラムのソースコードやコマンドなどを、一般の文章とは異なる形式で見やすく表示するための「囲み枠」のことです。
例えば、次のようにソースコードを掲載すると、
print("Hello, World!")
このように背景色やフォントが切り替わって表示されます。コードブロックを使うことで、読者がコードをコピーしたり、内容を理解しやすくなります。
なぜコードブロックが必要なのか?
- 視認性の向上:文章とコードを区別できるので、読みやすくなります。
- コピペがしやすい:読者がそのままコードをコピーして使うことができます。
- 文法の強調(シンタックスハイライト):言語ごとに色付けされ、内容が理解しやすくなります。
コードブロックの主な使い方
コードブロックはさまざまな場面で利用されています。ここでは、代表的な使い方を紹介します。
プログラミング学習や技術情報の共有
QiitaやZenn、GitHub、ブログなど、コードを中心とした記事では必須の機能です。プログラムの解説、エラーの対処法、ツールの使い方を説明する際には必ずと言っていいほど登場します。
社内ドキュメントや業務マニュアル
NotionやConfluence、Googleドキュメントなどのナレッジ共有ツールでも、コマンドや設定ファイルなどを記載する際にコードブロックが使われます。
SNSやチャットでのやり取り
SlackやDiscord、LINEなどのチャットアプリでも、複雑なコードや複数行のコマンドをやり取りする時にはコードブロックが役立ちます。
主要サービスごとのコードブロックの使い方
ここでは、代表的なサービス・ツールごとにコードブロックの書き方を説明します。
Markdownでのコードブロック記法
Markdownは、多くのブログやドキュメントツールでサポートされている記法です。Markdownでのコードブロックは、バッククォート(`)を3つ連続で記述することで囲みます。
例:Pythonのコードを記述する場合
```python
print("Hello, World!")
```
これにより、下記のように表示されます。
print("Hello, World!")
言語を指定しない場合
```
echo "Hello"
```
echo "Hello"
ポイント
- コードブロックの先頭行に言語名を記載すると、対応していればシンタックスハイライトが適用されます。
- インデント不要で複数行のコードを記載できます。
- 一部のMarkdownエディタやサービスによって、対応している言語が異なります。
WordPressでのコードブロック利用方法
WordPressでは、ブロックエディター(Gutenberg)を使って簡単にコードブロックを挿入できます。
手順
- 投稿・固定ページの編集画面を開く
- 「+」ボタンから「コード」ブロックを選択
- 表示されたブロック内にコードを入力
また、プラグイン「SyntaxHighlighter Evolved」や「Prism.js」を使うと、より美しくシンタックスハイライトが適用されるようになります。
注意点
- コードの改行やスペースが反映されるので、フォーマットを維持したまま掲載できます。
- コピーボタン機能を追加したい場合は、専用プラグインの導入がおすすめです。
Notionでのコードブロック記法
Notionでも簡単にコードブロックを挿入できます。
/codeと入力して「コードブロック」を選択- 言語を選び、コードを貼り付ける
また、右上のドロップダウンから対応言語(Python、JavaScript、HTMLなど)を選択できます。
Googleドキュメントの場合
Googleドキュメントでは、標準機能でのコードブロック対応は限定的ですが、アドオン「Code Blocks」を使うことでシンタックスハイライト付きのコードブロックを挿入できます。
または、フォントを「Courier New」など等幅フォントに変更し、色を付けて疑似的に再現する方法もあります。
Chatツールでのコードブロック利用
SlackやDiscordなどのチャットアプリでは、コードブロックがコミュニケーションの質を向上させます。
- 1行だけの場合:バッククォート1つ(
)で囲む 例:ls -la` - 複数行の場合:バッククォート3つ(“`)で囲む
例:git status git add . git commit -m "first commit"
コードブロック活用のメリット
可読性の向上
コードブロックを使うことで、文章とコードの境界が明確になります。読者が迷わず内容を把握しやすくなります。
コードの正確な伝達
改行やスペース、インデントなどのフォーマットが保持されるため、意図通りにコードを伝えられます。
逆に、普通の文章として掲載すると、改行やインデントが失われてしまい、コードとして機能しなくなる場合があります。
エラーやトラブルの防止
「このコードをそのままコピー&ペーストしてください」といった場面で、コードブロックを使うと、余計な装飾や文字化けを防げます。
シンタックスハイライトによる理解の促進
対応しているサービスであれば、コードの構文に応じて色分けされるため、複雑な内容も理解しやすくなります。
コードブロックの注意点・トラブル対策
改行やインデントに注意
プログラム言語によってはインデント(字下げ)が非常に重要です。特にPythonなどでは、インデントミスがそのままエラーの原因となります。
不要な装飾や記号を含めない
コピー時に余分な記号や改行が入らないように気を付けましょう。また、Wordやリッチエディタで貼り付けると、思わぬ装飾がつく場合があります。
長すぎるコードの掲載に注意
長いコードを一度に載せると、読者が混乱する場合があります。重要な部分だけ掲載し、「全体コードはこちら」などと外部リンクを設けるのもおすすめです。
著作権や機密情報に配慮する
他人が書いたコードをそのまま転載する場合や、業務で使っているコマンド等を共有する場合は、ライセンスや社内規定に注意しましょう。
コードブロックとSEOの関係
技術系ブログの場合、コードブロックの適切な利用はSEO上も有利です。Googleは、コードを明示的に示しているページを高く評価しやすい傾向があります。特に以下のポイントが重要です。
- コードには
<pre>や<code>タグが使われているか - コードの内容が検索クエリと関連性が高いか
- コードの説明や使い方がしっかりと書かれているか
ただし、コードばかりが並んで本文の説明が不十分だとSEO的にマイナスとなる場合もあります。コードの解説や背景情報も丁寧に記載しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. コードブロック内の文字サイズや色を変えたいときは?
多くのブログサービスやツールでは、デフォルトのスタイルに従うのが基本です。独自にカスタマイズしたい場合は、CSSでpreやcodeタグのスタイルを変更できます。
Q2. コードブロックのコピー機能を付けたい!
WordPressや一部のブログサービスには、プラグインやウィジェットで「コピー」ボタンを設置する機能があります。「Prism.js」や「Highlight.js」などのライブラリも活用できます。
Q3. HTMLでコードブロックを作りたい場合は?
HTMLでは以下のように記述します。
<pre><code>
console.log("Hello, world!");
</code></pre>
<pre>タグは改行やインデントを維持してくれる役割があります。
まとめ
コードブロックは、プログラミングや技術情報の共有において非常に重要な役割を果たしています。MarkdownやWordPress、Notionなど、利用するサービスごとに記法や便利機能は異なりますが、基本的な目的は「コードを正しく・分かりやすく伝える」ことです。初心者の方もぜひ積極的に活用して、分かりやすく伝わる記事やドキュメント作成に役立ててください。

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