WordPressサイトを運営していると、「/feed/」や「/category/」といったページがGoogleなどの検索エンジンにインデックスされてしまうことがあります。これらのページが検索結果に表示されることで、サイトのSEO評価が分散されたり、ユーザーの利便性が下がったりする可能性があります。この記事では、フィードやカテゴリーページを効率よくインデックスから除外する方法と、その注意点について詳しく解説します。
フィードやカテゴリーページをインデックスから除外するべき理由
まず、なぜ「/feed/」や「/category/」などのアーカイブページをインデックスから除外した方が良いのか、その理由を簡単に整理します。
- 重複コンテンツの回避
アーカイブページやフィードは、既存の記事の一部や一覧を表示するため、検索エンジンから見ると重複コンテンツとみなされることがあります。 - SEO評価の分散防止
不要なページがインデックスされることで、サイト全体の評価が分散し、重要な記事ページの評価が下がってしまう恐れがあります。 - ユーザー体験の向上
検索結果からアーカイブページやフィードに直接アクセスされると、ユーザーが本当に欲しい情報にたどり着きにくくなる場合があります。
こうした理由から、基本的にはフィードやカテゴリーページをインデックスから除外することが推奨されています。
noindexタグを使って除外する方法
WordPressプラグインを活用する(初心者におすすめ)
「Yoast SEO」や「All in One SEO」などのSEOプラグインを使えば、カテゴリーやタグ、アーカイブページのnoindex設定が簡単にできます。
例:Yoast SEOの場合
- WordPress管理画面から「SEO」→「検索での表示」へ進みます。
- 「タクソノミー」タブを選択します。
- 「カテゴリーを検索結果に表示しますか?」で「いいえ」を選択します。
- 必要に応じて「タグ」や「アーカイブ」も「いいえ」にします。
この設定により、該当ページの<head>内に以下のようなmetaタグが自動挿入されます。
<meta name="robots" content="noindex, follow">
このタグが入ることで、検索エンジンに「このページはインデックスしないが、内部リンク評価は伝えてね」と伝えることができます。
注意点
一部プラグインは「/feed/」のnoindex設定に未対応の場合もあります。その場合は後述の方法で対応しましょう。
テーマファイルにnoindexを手動で追加する方法
プラグインを使わずに、直接テーマファイルにnoindexタグを追加することもできます。
カテゴリーページの場合
WordPressテーマの「header.php」または「category.php」に以下のコードを追加します。
<?php if(is_category()): ?>
<meta name="robots" content="noindex, follow">
<?php endif; ?>
このようにすれば、カテゴリーページにのみnoindexが挿入されます。
注意点
フィードページ(/feed/)はRSS用にHTMLではなくXMLで出力されるため、metaタグによるnoindex設定は効果がありません。フィードは次の「robots.txt」を活用しましょう。
robots.txtを使ってクロールブロックする方法
robots.txtは、検索エンジンのクローラーに対して「ここはクロールしないでください」と指示するファイルです。
基本の書き方
WordPressのルートディレクトリにあるrobots.txtファイルを編集し、以下のように追記します。
User-agent: *
Disallow: /feed/
Disallow: /category/
Disallow: /tag/
この設定により、/feed/や/category/、/tag/以下のURLはクロールされなくなります。Googlebotをはじめ、多くの検索エンジンがこの指示に従います。
補足ポイント
- robots.txtでブロックしても、すでにインデックスされたページは消えません。既存のインデックス削除にはサーチコンソールで「削除リクエスト」を使う必要があります。
- /feed/は基本的にmetaタグによる制御が効かないため、robots.txtによる除外が最も確実です。
サーチコンソールでインデックス削除リクエストを出す方法
既にインデックスされているページを素早く消したい場合は、Google Search Consoleの「削除」ツールを利用しましょう。
手順
- Google Search Consoleにログイン
- 左メニューの「インデックス」→「削除」をクリック
- 「新しいリクエスト」から除外したいURLを指定
- 対象URLの「一時的に削除」を選択してリクエスト
これにより、該当ページが検索結果から一時的に削除されます(完全にインデックスから消えるには時間がかかる場合があります)。
実際の運用ポイント
フィードやカテゴリーページのインデックス除外にあたっては、以下のポイントを押さえておくと安心です。
除外設定の優先順位
| 対象 | 推奨される除外方法 |
|---|---|
| /feed/ | robots.txtでDisallow |
| /category/ | noindexタグ or robots.txt |
| /tag/ | noindexタグ or robots.txt |
基本は**「カテゴリやタグページはnoindex」+「feedはrobots.txtでブロック」**がベストです。
「noindex, follow」と「Disallow」の違い
- noindex, follow
ページ自体はインデックスされませんが、内部リンク評価(リンクジュース)は他ページに伝わります。 - Disallow
ページがクロールもされないため、内容が評価されません。リンク評価も渡りませんが、フィードのように中身を評価されたくない場合は有効です。
よくある質問
Q. どちらか片方だけで十分ですか?
A. 状況によりますが、「noindex」と「robots.txt」の併用は基本的に不要です。/feed/のようにmetaタグが効かない場合はrobots.txt、カテゴリーページやタグページはnoindexでOKです。
Q. 除外してもSEO評価は下がらない?
A. 評価を受け取るべきページに内部リンクが集まることで、むしろプラスに働くことが多いです。
Q. robots.txtで除外したページがインデックスされたままです。どうしたらいい?
A. サーチコンソールから削除リクエストを出しましょう。完全に消えるまで時間がかかる場合もあります。
まとめ
WordPressサイトにおける「/feed/」や「/category/」ページのインデックス除外は、SEO上とても大切な施策です。
フィード(/feed/)はrobots.txtでクロールをブロック、カテゴリーページ(/category/)やタグページ(/tag/)はnoindexタグで除外するのが基本の方法となります。
プラグインやテーマ編集、robots.txtの記述など、サイト運営者のスキルに応じて最適なやり方を選びましょう。既にインデックスされてしまったページについては、Googleサーチコンソールの「削除」ツールも活用してください。
正しい除外設定を行うことで、検索エンジンに対して本当に価値あるページだけをアピールでき、サイトのSEO評価を高めることができます。
初心者の方も、ぜひこの基本をおさえて運用してみてください。

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